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NDAで。。。

POSTED ON 2013年2月16日

今日、NDAで現地視察があった。
住宅のコンクールでの最終審査ということであるが、前回もあるコンクールで最終審査があったが、その時は残念な結果でした。
今回、6名の建築家さんが審査に来て頂けたが、専門家による審査は見る角度が鋭いので、専門家にしかわからない部分の評価をしてもらえて、とても嬉しい気持ちになれる。
「ここ難しかったでしょ」とか「ここチャレンジしてるね」みたいな。

住宅というのは、プライバシーを保つべきだと思うし、個人資産な訳だから、施主を守らなければいけない。
しかし、その気持ちと人に見てもらいたいという作り手としての欲とのジレンマがあるのも本音。

どの物件も施主の温かい気持ちのお陰で、それらのバランスが保たれている。
それには感謝の気持ちでいっぱい。

結果はどうであれ、施主との良い関係、そして専門家に見て頂けたという今のスタンスは保っていきたい。

NDA _ 木製フェンスをつくる。

POSTED ON 2012年9月1日

NADで木製フェンスを作る事になったが、訳あって僕が手伝う事になった。
ご家族みんなでペンキを塗って、組み上げる際に、お子さんに板を押さえてもらったりして。。。
暑いし、雨は降るし大変だったと思う。

でも、自分達で作り上げたものは、大切にメンテするに違いない。

あ〜正直疲れた。。。

NDA _ うるる

POSTED ON 2012年6月16日

NDAで木製フェンスを作りたいとの事で、打ち合わせに。
打ち合わせに行った訳だが、リビングで割と話し込む。
先日、無事撮影も終わり、何かようやく一段落の気持ちは、クライントも僕も同じのようで、
色々な事を振り返ったり、生活の変化を伺ったり。

と、そんな時に二人のかわいい娘さんが僕のところに照れくさそうに大きな荷物を差し出す。
それは、お施主さんが僕の為に色々考えて準備してくれたプレゼント。

うっ、やばい。
感動してしまう。
山手の古地図に僕の誕生年ブランデー。

なんか、仕事をさせて頂きながら このような振る舞いをしてもらえるなんて、言葉に詰まる。
孤独で、休みがなくて、夜も遅くて、みたいなちっちゃい事は、この瞬間どうでもよくなる。

今後も変わらずご家族と建物と付き合っていきたい。

NDA _ 撮影

POSTED ON 2012年6月5日

今日、ようやくNDAの撮影。
撮影が終わると、いよいよプロジェクトも終わった感がして寂しくなる。

年末に入れた植栽も段々根付き、緑がしっかりしてきた。
これだけ敷地が広いと何かと手入れが大変であるが、お忙しいご主人も、僕が行く度に庭の手入れをしている。
おそらく週末の生活の仕方が変わって来たのではないのだろうか。

住宅を建てて、奇麗だねとか快適だねとかいうことは、正直つまらない話しだと思ってる。
美術品じゃないし、ましてや日本家電のような多機能なものである必要もないと思うし。

それより大事なのは、住宅を建てる事によって、意識が変わったり生活が変わったりすることに意味がある。

前回のMYZでもNDAでも、いい意味で生活の変化をダイレクトに感じる。
MYZでは、薪ストーブの為に、重い薪を運び、斧で割って、そして奇麗に積み上げる。
自分で植栽を植えて、芽が出た・花が咲いたを楽しんでいる。

NDAでも、斜面の雑草を自分で草刈りし、芝の手入れにテラスの掃除。
大変ではあるけど、生活を自分達で作り上げようとする姿は、とても羨ましくすら感じる。

以前、コルビュジェのマルセイユにあるユニテとパリのサボアを見に行った事があるが、サボアには違和感を感じた。
財団所有のサボアは、とても奇麗に管理されていて、それはすばらしい。
しかし、ユニテは未だ人が住んでいて、思い思いにテラスに花を飾り、テントを張り、決してサボアより奇麗ではないが、
圧倒的な力強さを感じる。

家の世話をするということは、奇麗な白を保つような事ではなくて、生活を作り上げようとする気持ちなのかもしれない。

今後の変化が楽しみ。。。