晴れ。
牛久の現場の帰りにIDYへ。
漏水したと嫌な知らせ。
車に積んでる伸縮ハシゴをかけてシールの破断を見つけて、シール打ち。
これで止まるといいが。。。
IDYも竣工から10年。
竣工と同時に誕生した長女と僕はめちゃくちゃ仲がいい。
この現場をやっている時、僕は青春してた。
夜遅くまで張り付いて、監督と議論し、一緒に作業して。
躯体の新しい打ち方をしたくて、自分なりに研究し、誰もいない真夏の休日、一人で型枠に油を塗ったり。
あの頃と変わらぬこの桜を見て、熱かったあの頃を思い出す。
今日はどこもいまいちっぽいが、茨城のトップサンテで入水。
風でジャンク気味だけど、割と好きな感じ。
1時間位で、風が強まりダラダラになり、早々に終了。
さて、一緒に海に入った施主とメンテナンスの為に、IDYに向う。
まあ、ちょくちょく来てるので大きな変化はないのかもしれないけど、なんだろうな〜今回は少し感じ方が違う。
7年の月日によって、自分のモノ感がぐっと出てきた感じがして、すごくかっこいい。
壁が少し汚れてたり、思い思いに飾られているそれぞれに、家族の思いが乗っている気がして、それが何とも言えなく嬉しく感じて。
初期に作ったものが、そろそろこういう時期にさしかかっていて、こういうのを見るとやってて良かったと思える。
今までとは違った見え方になり始める時期になってきた。。。
IDYで雨漏りが起きたので、現地確認に。
工務店さんにも駆けつけてもらい、早々に原因を突き止める。
一つ一つ手作りでつくる建築物であるから、不具合なく作るというのはなかなか困難であるというのが正直な意見。
その変わりとして、自由で、合理的で、そして相場を崩す設計ができる訳だが、常にベストは尽くしたい。
そして僕は、自分が手掛けた住宅には一生付き合うつもりでいる。
6年程経ったIDYも、済み手の色が濃くなり、とても魅力的な家になってきている。
家は、一生完成せず、ずっと変化し続けるのがいい。
今日は日曜だけど、IKSの鉄骨階段が搬入される。
っで、内装の漆喰塗りが自主施工なので、先立って試験塗りをしてみようと施主と一緒にヌリヌリ。
単調な塗装に比べ、漆喰塗りは楽しい。
始めは。。。
徐々に憂鬱になる。。。
まあ、今日は少し塗っただけなので、終止楽しいままで終える事ができた。
今後が楽しみ。
時間が押してしまったが、つくばからの帰り道で高速を途中下車して、柏のIDYによる。
そうそう、今日はIDYの花見。
寒いので室内からのサクラを見ながらの花見で、この優越感は悪くない。
贅沢だね。
車なのでアルコールは飲めないのが残念だけど、久しぶりにペチャクチャ出来たのは、僕にとってはすごく大きい。
楽しい時間というものは、ホントすぐに過ぎるし、っで、ものすごく貴重だとしみじみ思うこの頃。。。