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KBT _ プレゼン

POSTED ON 2017年6月1日

牛久の保育園のプレゼン。
幼稚園・保育園というものは、時代の変化とその時にニーズによって、増築増築を重ねるもので、
どこの幼稚園を見に行っても、みな3期工事程度の増築を重ねている。
その都度、仕方ない感じで、建物は繋がれていて。

今後も増築があるものと捉え、違和感のない増築が可能な計画を模索してみる。
一つ一つの部屋を分節し、それらは方向性を持たず、パラパラと配置。
今後計画されるものが、大きさが違っていても、どの向きに立てようとも、一定の統一性を維持することができるかもしれない。

まだ基本計画案レベルだが、今後どう磨かれていくか楽しみな仕事。

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プレの帰りに、つくばのgrove (IKS)によってみる。
年数を重ねた外壁はいい歳の取り方をし始め、そして内部は施主の手によって、とてもよく管理されていた。

実は、自分が手がけたものに久しぶりに会うというものは、なぜかいつもドキドキする。
そして、実際に見て、安心を得て、嬉しい気持ちになるものだ。

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IKS_2期計画プレゼ

POSTED ON 2016年1月12日

今日は、小雪降る中、久しぶりにつくばのIKS(cafe journal)へ。
2期計画のプレゼンテーション。
といっても、小さな計画。
しかし、規模以上の効果を期待できる。

年月を経て、IKSも力強さが出てきている。

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grove(IKS) _ 取材

POSTED ON 2015年6月2日

今日は、grove(IKS)の雑誌の取材でつくばへ。

天候もいいせいもあるとは思うが、久々のgrove、イイ。
竣工から、自然に劣化している部分もあるが、それを施主自身がメンテナンスし、外構の芝を刈り。
やはり手を入れている住宅はいい。

groveは、かなりの自主施工があった。
正直、僕もなえる程の自主施工の量だったが、施主自身が最後までやり切り完成させた。

大事な事は、経費を削減する為に自主施工するという点ではなくて、施主自身が自分で汗をかいてみるという事。

自分でやってみると、一つ一つがどれだけ大変な事が分かってくるし、うまくできない事にぶち当たる。
そうすると、細かい事なんて気にしていられないという心理になる。
そして、何かあっても自分で直せるかもと、施工するハードルが低くなる。
つまり、たくましくなる。
僕が、施主に「自分で何かやってみませんか」と設計段階で言うのはそこにある。

一歩を踏み出さない人は、細かい事ばかりを気にしてに、大きな良さに気がつかなくなる。
それはもったいない。
もっと自分で手を動かしてみて、生活の幅を広げれば、生活は楽しくなる。
かっこいい完成したものに静かに住んでても、そんなものは「家を建てる」ではなく「家を買う」。

家を建てて、自分自身で生活を作れれば、家族は毎日楽しい生活を送れる。

groveでは、そんなワクワク感を感じる気持ちいいウチになっていた。

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IKS 撮影

POSTED ON 2014年5月7日

よーーやく、IKS(cafeJOURNAL+住宅)の撮影。
外装も内装もオーナーの自主施工で、漆喰や塗装を行なった建築。

仕上りは、そりゃ素人施工だからプロのようにはいかないが、なんだろねこのしっくりくる感じ。
漆喰やペンキがはみ出しちゃって、サッシの枠に着いちゃったり、見切りの部分がグズグズだったりしてるんだけど、結局そんなことどうでもいいんだなと最近すごく思う。

きれいに作る事が建築家の仕事?
違う気がする。
少なくても僕は、違う所に興味がある。

よく考えられた空間を準備すればあとは、使い手が自由にカスタマイズすればいい。
その余白を残す事が僕の仕事で、イイ抜き加減というか。
それが意外に難しいのだが。

ガチガチに作り上げてしまった建築は、なんかつまらない。
僕個人的にはね。。。

IKSも建物が完成した時より数段よくなっていた。
これからも僕をもっとワクワクさせてくださいよー。

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IKS _ cafe Journal オープンですよ。

POSTED ON 2013年11月16日

つくばのカフェ JOURNALが今日、オープン。
住居を併設したこのカフェは、今後無限に計画が広がる。
カフェから始まり、ゴルフレッスン、有機野菜農園、ドッグランはどうか知らないけど、とにかく無限だ。

今後僕は、陰ながら応援し、見守ることになる。
それでもいつでも気になるだろう。

建築物は物体なんだけど、単なる物体ではいけなくて、人と人とのコミュニティーの元にならなければいけない。
それは最小単位の家族でも、お客さんでも、ご近所さんでもなんでもいいのだが、人がつながる源にならなければいけない。
それがしっかり根付くのであれば、逆に建築なんてバラッグでもいいのかもしれなくて。
だから余計な事はする必要がなくて、IKSだって最低限しか準備していない中、施主自身が自分なりに肉付けしている程度で。

余計な要素が多いと、目的がぼやける。
すっからかんの状態から、必要なものだけど揃えていけば、そこには施主自身にもお客さんにも必要なものだけが揃い、目的がきちんとした快適な空間になってくはず。

引き渡した瞬間が完成ではなくて、そこからが始まりなんだ。
可能性が未知数にあれば、生活は楽しくなる。

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photo by Shunichi Koyama