Bruxellesを朝一番に出発し、Kölnの大聖堂とEssenの街を軽く見て、osnabruckに到着。
ここではホテルがなかなか見つからず、かなり苦労したが、1.5時間探したあげくようやく安宿が見つかった。
ホテルを探している道中に、たまたまユダヤ系建築家のDaniel Libeskindの作品であるFelix Nussbaum Hausを発見。
これは嬉しい。脱構築主義である彼の代表作。
ユダヤ人 画家のフェリックス・ヌスバウムの文化博物館である。
Pariは4日滞在し、最終日は、CorbusierのVilla Savoyeを見に行った。
やっぱり名作は名作だった。「やっぱり気持ちいい。」
住宅スケールにしては大きめだが、70年以上も前にプランされたとは思えない、自由な空間。
現在は、住宅としては使われていない訳だが、実際に住宅として使われていれば、今以上のパワーを建物に感じたに違いない。
Pariを昼頃出発し、Bruxellesに到着。
ここは昨晩考えた末、1日だけ立ち寄ることに決めたのだが、以外と充実した一日だった。
地元の人に聞きながら、ひたすら歩いたあげく、ようやく大通りの向こうに賑やかな街並を発見。
それとなく買ったワッフルがうまかったー。
今日は、Pari市内を観光。
個人的には「街の雑多さ」が、何か違和感を感じた。
ステイしたホテルの中庭。
このホテルは笑っちゃう程、床も天井も斜めになっていた。
気付くと、ボールペンがいつもどこかに転がって消えている。
今日は、サン・マロ湾上に浮かぶMont Saint-Michelへと足を伸ばした。
以前は満潮時に、島の岸ギリギリまで海水が押し寄せたようだが、
現在は、観光の為に作られた道路により、砂が堆積し、海水の押し寄せは無くなってしまったらしい。
Rennesからバスで向かうのだが、海に浮かぶ この島が見えてきた時は、とても神秘的だった。
Marseilleを出て、Pariに15:00頃到着。
MarseilleからPariは、距離の割には、EuroStarのお陰で、以外とあっさり着いてしまった。
Pariの駅から徒歩で20分程度でDominique PerraultのBibliothèque Nationale de Franceがある。
とても大きなスケールで、ウッドとガラスのダブルスキンだが、ランダムに開閉された木製扉の表情が有機的に見える。
セーヌ川の向こう岸からブリッジで、この施設に向かうのだが、このアプローチがとても気持ち良い。
セーヌ川沿いは、近代的な建築群が並びセーヌ川を閉じ込めてしまう勢いがある。
Perraultは、真ん中を開放する分棟形式にした構想の中に、ブリッジから施設に向かう際に、このスペースだけでも、
Pariの視界を維持したいという想いもあったのではないだろうか。
気持ちの良い施設だった。