晴れ。
暑い。
溜まっている3件分の植栽の買い付け。
本来はウチの仕事ではないのだけど、造園屋さんにお願いすると予算が全く合わないので、僕達が動くことでいいのが入れられればやってしまう。
しかし、毎回確実に腰を痛める。
まあ、好きだからいいのだが。
さて、今週から植樹ラッシュに入ります。
晴れ。
引き渡し。
住宅を作るという事は、いつも大変だなと思わされる。
一点に拘り、一万円の重み。
どんな建物よりも施主の想いが重いのが住宅。
毎回違った事にチャレンジし、毎回何かのハプニングに見舞われる。
今回も施主との家づくりに参加し、施主は家は自分で作るという意思が高まる。
綺麗に仕上がった家をポンと渡されると、「家を作る」ではなく「家を買う」感覚になる。
そして、僕が準備するのは未完成の家。
本当の意味で完成させるのは住み手だと思うから。
毎回、家が完成するのは奇跡だと思っている。
同じものを作れと言われても、同じ条件で作ることはおそらく無理。
だから、一軒終わると疲労感がどっと出る。
そして、僕のクライアントはみな強くて、家づくりを本質的に理解している。
だから、毎回施主に助けられる。
だから、毎回かけがえのない人との仕事となる。
僕は幸せだ。。。
晴れ。
日曜の今日も現場は動いている。
女性の監督というか大工さんというか、彼女の一人でコツコツ作業を積み上げる姿勢は、現場仕事も性別ではなく、その人の意識が重要だということを再認識させられる。
仕事は、たいてい途中まではいいもので、肝心なのは最後までやり切るということ。
最後まで詰め切れなかったり、途中で諦める人は、僕は無に等しいと思っている。
SJHもようやくその部分に差し掛かってきた。