昨日夕方にOsnabrückからBerlinに到着。
最も興味のある都市なので楽しみと期待。
早速、Berliner Mauer、いわゆる「ベルリンの壁」。
崩壊してから、まだ20年も経っていないので、私の脳裏にも当時のニュースが焼き付いている。
東西ドイツの政治的な問題で「壁による東西ベルリン」が存在してしまったのだが、現地での資料を見て、
なんとも切ない気持ちで、壁の前で2時間程の時間が過ぎてしまった。
その後、Peter EisenmanのMemorial to the Murdered Jews of Europeを見学。
スケールは大きいが、表現としては非常にミニマムで感慨深い。
OsnabrückでもLibeskindの作品に出会ったが、これこそ代表作のJüdisches Museum Berlin。
ドイツにはコールテン鋼の建造物が多い。
あまりにもかっこ良いので、ずっと観察したが、一体この建築物の用途はなんだろう?
朝8:00頃のバスに乗り、Gigon Guyer ArchitektenのMuseum and Park Kalkrieseに向かった。
今日は、朝から冷え込んでいたが、かなり山奥なので とにかく寒い。
近くの小学生が来ている位で、来館者が非常に少なく、公園と一体になった博物館は気持ちく楽しめた。
展示構成が良く考えられていて、分かりやすい構成に関心。
Bruxellesを朝一番に出発し、Kölnの大聖堂とEssenの街を軽く見て、osnabruckに到着。
ここではホテルがなかなか見つからず、かなり苦労したが、1.5時間探したあげくようやく安宿が見つかった。
ホテルを探している道中に、たまたまユダヤ系建築家のDaniel Libeskindの作品であるFelix Nussbaum Hausを発見。
これは嬉しい。脱構築主義である彼の代表作。
ユダヤ人 画家のフェリックス・ヌスバウムの文化博物館である。
Pariは4日滞在し、最終日は、CorbusierのVilla Savoyeを見に行った。
やっぱり名作は名作だった。「やっぱり気持ちいい。」
住宅スケールにしては大きめだが、70年以上も前にプランされたとは思えない、自由な空間。
現在は、住宅としては使われていない訳だが、実際に住宅として使われていれば、今以上のパワーを建物に感じたに違いない。
Pariを昼頃出発し、Bruxellesに到着。
ここは昨晩考えた末、1日だけ立ち寄ることに決めたのだが、以外と充実した一日だった。
地元の人に聞きながら、ひたすら歩いたあげく、ようやく大通りの向こうに賑やかな街並を発見。
それとなく買ったワッフルがうまかったー。
今日は、Pari市内を観光。
個人的には「街の雑多さ」が、何か違和感を感じた。
ステイしたホテルの中庭。
このホテルは笑っちゃう程、床も天井も斜めになっていた。
気付くと、ボールペンがいつもどこかに転がって消えている。