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“no.555” by world-architects.com

POSTED ON 2010年12月14日

スイス チューリッヒの出版社PSAによって設立された世界中の建築家を紹介するサイト”world-architects.com”にて、no.555が紹介されています。

world-architects.com

ピクチャ 1

ジウジと海

POSTED ON 2010年12月8日

今日、午後をoffに。
波無いけど、でも天気いいし、やっぱ海行こ。
ジウジ連れて、森戸海岸がいいな。

らっき、人いない。
ジウジ、入っちゃう?
でしょ。

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特製餃子の会

POSTED ON 2010年12月7日

今日は、松本のMYZの打ち合わせ。
朝から重い書類をバッグに詰め込み、高速バスで。
まずは、松本市役所にて事前協議を行なおうと松本駅から散策しながら歩く。
松本市は、新幹線の乗り入れも無かったせいか、目立つ都市開発も少なく、大きな幹線道路も少ない。
自転車や歩くのにちょうどいい街並は、旧市街がそのまま残されている。
川の廻りに商店街が発展していて、スロベニアのリュブリャナに似ている。
幹線道路や大きな開発による郊外化は、人と人が触れ合うのにちょうどいいスケールの商店街を衰退させる。
そして、街は肥大化し、インフレ整備も共に肥大する。
人口の減少が目に見えてる訳だから、間違いなく市の財政は苦しくなり。。。。

利便性や合理化を求め、人は「通過」する快適性を取得した一方で、人と人の接点を失ってしまった。

今後はどこでも、ミニマムシティ化が必須だと思うが、何かそういう雰囲気を感じる事がなく、
未だに建築・土木業界は、将来性の薄い事業に頼り、それが票になったりする残念なサイクルシステム。
表層的に街をきれいにしたり、古典的な表現を無理にするのも、一過性のもので本質的なものを感じないし。。。

ヨーロッパを旅すると、間違いなく旧市街の方が元気である。
新市街が殺風景な場合が圧倒的に多い。
以前からそうではなくて、ヨーロッパも失敗して、一周した訳だけど。

知らないうちに、寄り道や興味がそそられ迷ってしまうような街並が良い街の証だし、結局、街は、建築や道路といった物理的なもので造られるのではなく、そこに留まる人の心で造られるんだと思う。

色んな場所に行くというのは、すごく勉強になる。
自分の頭の中の「当たり前」みたいな感覚を一度壊したりできるから。

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打ち合わせ後、MYZのお家で忘年会を兼ねた「特製餃子の会」をやって頂いた。
あれもこれも、うまいな〜。
そりゃ、クライアントは料理のプロだからね。
ウサギのアイコンが入った赤ワインが、いちいちシャレてるなー。

来年、いい年にしましょうね。

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NDA_基本計画

POSTED ON 2010年12月2日

昨晩は、NDAのプラン打ち合わせ。
20:00スタートで、終了したのは、深夜26:00。
途中からは、ご主人が大切にされているワインを頂き、ワインの「たしなみ」を教わったり。。。。
NDAでは、着々と打ち合わせが進行し、少しずつ精度が高まってきている実感がある。
敷地の条件や法的制約から、ブチあたる局面がその都度あって、一歩進みニ歩下がるみたいなところはあるものの、確実に少しずつ進行している。
それは、やはりクライアントの情熱というものが、そのまま現れるのかもしれない。
住宅というのは、僕たち設計者のものではなく、あくまでクライアント自身のものであって、そういう情熱に僕達は後押しされ、最後までやりきる気持ちになれる。

敷地は、外国人居留地とされていた いわゆる ” Yamate Bluff “。
山手の尾根附近は、非常に細く、限られた数しか家が建たないような希少な場所で、横浜の象徴的な場所、The yokohama 。
そんな歴史と希少価値から、街並の保存に対して住民の意識が非常に高く、本質的な街並保存がなされてきた。
今回の計画地は、イタリア山庭園がすぐ脇にあり、富士山・みなとみらい・山下の景色と全てが見渡せる。外部に対して、開かれた計画の方向性で進めたいものの、周囲の直近の環境から、無防備に開く事は普段の生活に無理を感じたし、クライアントの要望からも高いセキュリティーを求められた。

外周部は、コンクリートの壁で囲い、外部から直接視線が入らないようタテ・ヨコに抜けのあるヴォイドを配置し、そこから必要な採光・通風を確保しようと考えている。
それは、有効な余白ともなり、内部空間に豊かさを挿入することとなる。
閉鎖的で無機質になりがちなファサードであるが、各所に空いたヴォイドには使い手によって植栽を楽しみながら、それが結果として壁の穴から植栽が溢れ出す事になる。建築物自体がプランターのようになる訳。

景色の取得・外部からの視線・セキュリティー・充分な採光など、相反する事柄を、一つ一つ応えつつ、この緑の多い地域にふさわしい新たな緑化建築となる事を楽しみにしている。

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