昨晩、260年前に日本大使の為に建設されたホテルに泊まり、今日もコッズウォルズのいくつかの街を巡ってロンドンに戻る。
このホテル、意外にリーズナブルで食事もおいしい。
レンタカーを借り、イギリスの古い街並が残るコッズウォルズへ。
建築に街並ととても美しい風景だが、ここで感じるのは各住宅のガーデニングの意識の高さ。単にこぎれいに植栽を並べるのではなく、無造作に点在させたり、もしゃもしゃと集めてみたり。
人をここに導いて遠回りさせ、ここで立ち止まり、ここでティーをしてと基本的なことだけでなく、上級者であるがゆえの崩し感というか。
そしてそれが街並になる。
どうしても日本では、街並形成は公的なカテゴリーと考えてしまっているような気がする。
この街を見ると街並を作るのはそこに身を置く住人達であることがよく分かる。
僕がブログでよく口にする「成熟感」とは、まさにこういうコト。
お金をかけ大掛かりな建築や造成を行なうのではなく、意識の高い行為こそが、今後の日本の進むべきところだと思う。
午前中にDublinの旧市街を散歩したのち、Dublin空港へ行き、またもやRYANAIRでロンドンへ。
前回は満足していたが、でたっ、噂のランディング!
着陸寸前、機体は左右に傾きを続け、地面にドンッーーーと着陸したかと思うと、まさかのリバウンドで機体が大きく浮き、またドーーーン。
隣の席で寝ていたイギリス人は、” That’s truly RYAN…… ”
っで、首が痛いらしい。。。
ロンドンに戻り、7/1から行なわれているPeter Zumthorのパビリオンを見に。
ケンジントンガーデン内にあるSerpentine Galleyで毎年建築家を招き、期間限定で行なわれているイベント。
あいにく今日は、レセプションパーティーで中には入れなかったが、外回りをぐるぐる何周もし、パーティーの中にズントーはいるかーと探してみたり。
毎回、ヨーロッパに来ると日が長いなーと感じるが、夏の今は特に長い。
アイルランドに限っては、PM11:00頃までうっすら明るかったし。
脳が昼間と感じているせいか、詰め込んでいるスケジュールのせいか、毎朝5:00起床でPM11:00頃まで歩き続ける日々が続いている。
■情報
Ireland 〜 Stansted 飛行機RYANAIR , 30EURO( 約4,000円 ) , 約60分
今朝も早起き。
早朝6:20のバスで、北アイルランドへ。
イギリスは、ちょい分かりにくい所があるが、アイルランドは独立国家で、北アイルランドはUKとなる。非常にわかりにくい。
さて、今日は北アイルランドをバスで巡り、最北端のGaiant’s Causewayまで行きアイルランドへ戻ることに。
遠いっ、遠すぎる。
以前トルコの旅で、10時間バスに揺られたことがあったが、今回は往復14時間。
しかも小さなマイクロバス。
まあ安いので仕方ない。
■情報
バス Dublin 〜 Gaiant’s Causeway 〜 Dublin , 65 EURO ( 約5,900円 ) , 14時間程度
早朝4:30起きで、エディンバラ空港へ向い、アイルランドへフライト。
今回、初めて格安航空会社 RYANAIRを使うが、あまりの安さと噂に、ビビりながら。
早めに押さえたせいもあるが、航空代金が3.5GBP (約480円)、その他手数料やなんやらで1,800円位にはなるが、それでも国際線としては安すぎる。
機内・預け荷物の重量制限・サイズもやたら厳しいし、webチェックインやwebチケットの印刷をしていないと、チッケット代より高い罰金がある。
ランディングも下手というし。。。
乗ってみると意外に普通というか、経費削減の為、余計なサービスがないので、ドリンクサービスなどで無駄に起こされたりすることがなく僕的には快適。
電車よりずーと安いし。
そんでアートの街ダブリンへ到着。
イギリスに来て、毎日のようにパブに行っているが、こちらで飲むスタウトは本当においしい。泡がきめ細かく、まるでコーヒーを飲んでいるよう。
■情報
Edinburgh 〜 Dublin 飛行機RYANAIR , 16EURO( 約1890円 ) , 約60分