今日の雪、なかなか長い事降っていたな〜。
現場行こうと外を見ると、前の道路に市営バスが立ち往生している。
数えると、8台も。
う〜ん、山手の坂を舐めちゃってるね、ここは山の頂上ですよ、運転手さん。
これじゃ車も自転車も無理ってことで、歩いていく事に。
そこで、ビーンブーツ。
ちょうど20年前、僕が18歳の時だったが、まだインターネットも普及していないかった為に、
L.L Beanのアメリカ版カタログを入手し、それに付いているメールオーダー用紙に手書きで書き込んだものをポストに投函。
お金をかけたくないから、船便をチョイスし、物が来るのに3ヶ月。
毎年ワックスを入念にかけて、こういう日を楽しみにしている。
現場までの道のりも、ウキウキ感で、かなり早歩き。
今日は、IKSのファーストプレゼ。
昨日は、貫徹してしまった。
ちょい眠いが、楽しみ。
IKS (住居兼カフェ)は、先月に農振除外を提出し、一仕事追えた感じというか現在待機期間。
その間に基本計画を進めているが、今日が実質初のプレゼン。
敷地の外に広がる緑地に対して、ウチとソトの中間領域を建物の内部で生成しようというコンセプト。
簡単に言うと、室内に居ながら、屋外的な空間でお茶ができ、そのもう一つ外側のレイアには、広大な
緑地を感じられるという感じ。
そして、そのカフェ空間では、既存の植栽畑を抽象的に再現するように木の柱を樹木のように点在させる。
この荒削りの案を、クライアントと一緒に精度を上げていきたい。
っで、IKSの打ち合わせが終わり、筑波から横浜の現場 ASEに。
いつも現場に行くと、ポットに入ったお茶と、お菓子が。
時には、手作りの焼き菓子があったり。
こういう光景を見ると実家を思い出す。
実家では、庭師さんが定期的に入るが、そうすると母親が必ずお茶とせんべいを縁側に置いていた。
なぜか、それが特別に見えて仕方なかった。
なんか、こういう空気感はすごく好き。。。
っで、NDAへ。
年末に引き渡したNDAでは、まだ残工事があり、ちょくちょく業者さんが入っている。
クライアントは、その都度大変だと思うが、手作りの家ってのは、こういう最後の細かい部分をしっかりやる事で、
仕上がりが大分違ってくる。
もう少し、がんばって。。。
はい、今日の555は、閉店。。。
中東カタールからメールが届いた。
内容は、国際コンペティションの招待。
すごく喜ばしいが、ただデカイ。
プロジェクトがデカすぎる。
5ha以上の敷地に、住戸・宿泊施設・スポーツ施設・医療施設。
やらずにできないとは言いたくないが、ウチではマンパワーが10倍足りない。
でもやってみたい。
さて、どうしよっか。
夕方から地元の友達夫婦と会う約束をしているので、松本から早々に戻り、月曜にあるプレゼンの準備をガツガツやる。
そんで、仕事を早めに切り上げ、「何食べる?イタリアン?中華?、いややっぱ俺らヤキトリだね。」
彼らは、よく横浜に遊びに来るのだが、せっかくだから奇麗な景色やいいレストランに時間を費やせばいいのに、
毎回声をかけてくれる。
で、いつも高校時代の野球の話して、仕事の話してみたいな。。。
彼ら夫婦は、震災時、共に災害の救援を最前線で行なっていたのだが、その時の緊迫した話しを聞くと、心が痛むし、
そして頼もしくも感じる。
震災の時にようやくつながったあの時の電話の声は、今でも忘れられない。。。
わざわざ、横浜まで来て誘ってくれたにも関わらず、いつも帰り際に逆に「ありがとう」って言ってくれる二人は、
素敵だし、可愛らしい。。。
ありがと。。。
昨日は、早朝に横浜を出て、松本に。
MYZで、午後から雑誌SUSUの取材がある為だけど、せっかくなので山行って、滑りにいく。
最近では、何本も滑る体力がないので、町営みたいなショートコースの小さなゲレンドがお気に入り。
その方が空いているし、チケットも安いし。
今日は天気もいいので、サイコッ。
山を下りると、簡易温泉があったので、そこでサッと汗を流し、急いでMYZへ。
久々のMYZ、いいね。
かわいい。
インテリアや生活雑貨が入って、ものすごく良くなっていた。
僕の未完成建築が、使い手によって、ちゃーんとフィニッシュされていた。
取材は、編集の池田さんとカメラマンの佐藤さんとで、終止楽しくおしゃべりしながら。
池田さん達は、夕方には帰ってしまったが、僕はそのまま残り、次は今さらの新年会スタート。
オーダーで作った薪ストーブに火入れし、気付くとそこの廻りで床に座って、まったり話しあう。
「あの時はね〜」みたいな思い出話し。
こういうの最高だよな、至福の時って、これじゃん。
夜には、クライントのご両親も来てくれて、なんか懐かしく、暖かい新年会であった。
昨日は、ハードながらも最高の一日だったな〜。