本年中、皆様には大変お世話になりました。
今年、新たに出会った方、また再会した方、これまでずーとお世話になっている方には、
改めてお礼申し上げたいと思います。
皆様が、良い年を迎える事を心よりお祈り致します。
事務所は、12/31〜1/3までお休みとさせて頂きます。
来年もよろしくお願い致します。
no.555 土田拓也
IKSの基礎は先日終了し、今日は基礎立ち上がりの打設。
既に施工図で確認作業は終えているので、僕の役割はあまりないが、製作キッチンがRC造なので、これは僕が叩かない訳にはいかない。
しかし、海外から帰って来た日に、またぎっくり腰をやってしまったから、まるでおじいちゃんのようなヨボヨボした足付きで現場入り。
いてててってーーー、鉄筋をまたげないよ。。。
RCの建物に比べると、打設の人数はずっと少ないので迫力は劣るが、やっぱり打設はナマモノを扱うので面白い。
木造でもRCでも念を入れるみたいな事は大切だと思う。
そして、その気持ちは職人さん達がちゃんと感じ取ってくれて、緊張感が出てくるもの。
職人さん達だって、スリルがあって、本気になれた方が楽しいはずだから。。。
今日の午後、車の異変に気付く。
おー冷却水が漏れてる。
まあ、20年以上も走り続けているんだから、この位かわいいもんだ。
速やかにロードサービスに電話を入れて、いつものスピニングガレージに持ち込む。
電話では、年末で忙しく今週末まで見れないとの事だったが、さすがっスピニングガレージは違う。
ぱっと見て、これすぐ直せるんで直しちゃいますと。
その辺のディーラーとは違うな〜。
時間も融通効かないし、部品が無いだの、分かっていないから「とにかく部品を新しく変えてみて」と簡単に口にする。
何が気に入らないかというと、それが当たり前だと思っている姿勢が気に入らない。
その辺、SGは別格だ。
そんで、ここに行くといつも気分よくなれる。
皆、技術の人ばかりだから話しが上手な訳ではないが、姿勢がすばらしい。
僕の車を見てくれている1人が考えていると、数人集まって来て、みんなで検討を始める。
それぞれ色々な経験があるので意見を交わして対処されていく。
これは強制的な教育ではなくて、みんな純粋に初期のGOLFが好きで、いつもこれが自然なのだ。
ここには単なるワーカーはおらず、1人残らずナレッジワーカーということだ。
こういう姿勢は、本当に気持ちイイ。
こんな人達と仕事がしたい。。。
あ〜ほんとっ楽しかった。。。
昨晩夜中にカタールで飛行機に乗り、無事東京に。
すごい寒さに驚いたが、やっぱり日本はいい。
これまで30ヶ国・70都市ほど訪れたが、ちょっとだけ変化があった。
いつも帰国すると日本のすばらしさを再認識するのだが、日本の文化への尊重は遅れていると思っていた。
スクラップアンドビルドによって、巨大な開発を行ない、どんどん日本らしさを失っていく。
それは単なる利害関係による政治的なくだらない事で。
しかし、冷静になると特に東京はそうさぜる終えない状況が当時あった。
戦争や大地震、そして大火災。
新しいものに溢れていて、そしてそれこそも成熟期に入っている。
大切に残された古来の文化は研究者によってしっかり保存されている。
これこそが日本の文化なのかもしれない。
このmixされたカルチャーを、日本は、たった今作っている最中なのだろう。
あくまで個人的な意見だけど。。。
これは形体ではなくてね。
和風とかそういう事ではなく、mindの事ね。
世界を見て、日本をもっと知りたい。。。
今回の旅
3ヶ国・7都市
ちょっと少なめだけど、あきらめかけていたイスラエルにも行けたし、無事帰れたし。
心配して声を掛けてくれた方々には、お礼を申し上げます。
また、関係者の方々にも合わせてお礼を申し上げます。
さて、お寿司食べ行こっ。。。。
今日は夕方5時の飛行機に乗れればいいので、アンマンの新市街を散策し、さて空港にむかう。
タクシーも当然交渉になるが、1時間程走って2500円位だから成績は悪くない。
そして無事飛行機に乗り、トランジットのカタールへ。
ここでも乗り換えの時間が空いたので、夜のドーハ、スーク(旧市街)に。
ここはトラディッショナルな古さを残していて、海からのいい風も気持ちイイ。
以前家事で全焼したものを再建しただけあって、若干フェイクっぽさがあったが、それでも街をそのまま残そうとしただけすばらしい。
ドーハは、ものすごく広い範囲で開発が進行している。
だから、人口の60%が海外からの労働者。
カタール国民は税金も必要なければ、土地も国からもらえ、教育も医療もタダ同然。
その豊かさから、現地の人はとても優雅で気品がある。
しかし、原油という資本が豊かさの源だが、いずれ尽きる時が来る。
また、人間という動物が競争心を持たないまま時間を過ごすという事に怖さを感じる。
人間のDNAに逆らう事になる訳だから。
遠い未来を考えた政治家の哲学に期待したい。