今朝も寒い。
今週は今日も明日も仕事なので、海は行けないが、いつものジウジとの散歩。
しつこいようだが、ホントに今年は寒い。
でも、梅はしっかり咲き出している。
ホントに春は近いのか、まだ若干疑っているが。。。
インターンとして、ドイツのStuttgartからPeterがやって来た。
とりあえず日本のトラディシャナルな部分を教えてあげたいので、野毛の焼き鳥屋。
ベルギーに帰ってしまったLatitiaも居れば、事務所はもっと楽しくなっただろう。
昨晩も横浜は極寒だったが、彼のコートの下は薄手のTシャツだけだ。
Stuttgartが寒いとはいえ、すごい。
ということで、今日からしばらくpeterが事務所にいます。
IKSは、順調に進行している。
この現場は、気持ちよくて、楽しい。
というのは、監督と打ち合わせる度に、少しずつ良くなっているから。
もちろん会社の経費というものがあるので、細かい事のやりくりを積み上げて、誠実に且つ努力がとても必要になる。
建物を作るというのは、生活の基盤を作る訳で、設計者にも施工者にも責任がある。
当然、予算があるので「こうするともっといいのに」と分かっていても設計段階で断念していることがたくさんある。
性能・機能・耐久性・見え方・予算とのせめぎ合い。
そんな時、限られた予算の中で、それでもやろうという人がたまにいる。
僕の協力会社さん達は、皆そういう気持ちをもった人達で、その人達を業者指定で図面に入れておくのだが、それを取りまとめるのは監督で、監督がそういう気持ちを持っていないとバランスが悪くなる。
作り手は、会社内での成績(あがり)より、引き渡した後の事を最優先に考えるべきだと思う。
つまり、自分の会社を見ているか、使い手を見ているかという事になるが、結果的には後者の方が会社の為であるし、自分の為になると思う。
商売である以上は利益は大事な事だが、計算機ばかりみていると、新たな事も生み出せないし、だいたいつまらない。
僕達設計者で言えば、どれだけケーススタディーしているか、図面をどんだけ枚数かいているか、模型をどんだけ潰しているか、どんだけ現場に行っているかとか、つまり見えない作業をどんだけするかということだと思うが、そんなものは設計料で当然考えていないし、いちいち勘定しない。
この現場は、地道に誠実に動いている。。。