事務所の雑草が、追いつかない程のスピードで増えて来ているので、ここらで本格的に手を入れておこうということで、
僕とオカマキでやってみる。
やってもやっても果てしなく雑草が生えて来るのだが、それでもやる効果は着実に感じる。
最近、僕のガーデニングツールもなかなか充実してきたが、それらのツールの手入れが楽しい。
終わった後は必ず歯をと研いで、油を注して、全部父親の見よう見まねだけど。
ツールは高価である必要がなくて、手入れをすると自分に相性が合ってくる訳で。
一段落して、近所の山手十番館で、またプチ打ち上げ。
そう、何事も節目は大事だから。。。
KBYのお施主さんから一枚の写真。
今年は早々にシェードを付けたと。
しかも奥さんが一人で付けたみたいで。
最近、僕のお施主さんは、皆なかなか手慣れてきたみたいで、たくましい。
しかも、昨シーズンは建設時に導入した土壌蓄熱暖房を使わずに生活して、光熱費の比較をしたようだ。
結果的には、土壌蓄熱暖房と灯油では、金額の差が殆どなかったようなので、それであれば空気を汚さない土壌蓄熱暖房の方がいいということになる。
これもやってみないとわからない事で、チャレンジすることに意味がある。
おそらくパパやママが、何気なく季節の変わり目に行なうこの手の作業は、必ず子供達が大きくなり家を持つ事になったら、
子供達自身も自然にできるようになっていると思う。
現に、僕自身が知らないうちに父親のやって来た事を見よう見まねで真似している。
家族で色々工夫して楽しめば、家はもっと快適で楽しい生活ができる。
だから僕の創る家は、いつも未完成のままなんだ。
生活を楽しめるかどうかは自分自身なんだと思う。
今日は、日本デジタル研究所さんの大峰山荘改修工事のプレゼ。
ここ数ヶ月、YMTと山荘とで割とあたふたしていたので、無事終了してほっと一息。
終わった爽快感と天気の良さ。
ビールだ!
プレゼンが終わったのは15:30位だったので、アルコールを置いているカフェを見つけて、プチ打ち上げ。
次は、YMTの見積をまとめる楽しみが待っている。
毎週月曜は事務所の掃除なんだが、明日は朝からバタバタしそうなので、今日は早くから事務所に行って庭の草刈り。
早々に終わらせ、さてYMTの見積調整。
この瞬間は、プロジェクトの流れの中でも一番頭がギラギラしている瞬間。
決して嫌いじゃない。
頭悩ませている時に、たまたまNDAのお施主さんに用事があって電話をすると、お施主さんから「今、事務所?」「BBQやってるんで来ない?」と。
もちろん即答、「んじゃ、少しだけ」。
行ってみると、お〜何やらすごいBBQグッヅ。
ちょくちょく行っているけど、久しぶりにゆっくり話ししながら、一杯頂く。
旦那さんから、「元々こんな事しないタイプなんだけどねー」と笑い話し。
話していると、「昨日は植栽屋さんに行って、植木を買って。。。」とかとか。
僕は、建築物を造る仕事なんだけど、こういう家族のコミュニケーションが生まれる事を理想としている。
建築には人の心を動かす力があるべきだと思うが、それには美しさなどよりもっと高い意識の部分を僕は求めたい。
それって、かっこいいものとかきれいなものがポッとできても生まれてこなくて、何度も打ち合わせをして、議論し合って、
そんでお互いに苦労して完成する過程の中で、お互いに芽生え成長する「マインド的な部分」なんだと思う。
つまり簡単に言うと、単なる家作りではなくて、生活造りの手助けをする事が僕の求めている住宅創りなんだな。
今日はふとした事から、最高の休日に変化。
僕は、一生のうちにあと何件手掛けられて、こういう日が何日あるのだろう。
計算すると、あんまりないんだな。
だから、こういう日が僕の宝物なんだ。
結局、夕方まで居てしまった。。。