え〜この度、2年間事務所を支えてくれたオカマキ(ほうきを持ってる人)が、出産の為に本日より長期でお休みさせて頂きます。
色々と僕の事を理解してくれ、支えてくれた事に感謝し、いつか彼女が戻ってきてくれる事を心より待ち、喜ばしい日として送り出す。
設計事務所とは、短期で入れ替わる業界。
それがいいのか悪いのかは別として、僕はスタッフを家族のようでありたいと思ってる。
いつまでも一緒に仕事をしたいと思ってるし、仕事しながら飲んだり、庭ランチしたり、楽しくありたい。
だから、大切にしているスタッフが離れるのは、ちょっとだけ寂しい。
しばらく僕とカノちゃんの二人で、555が55みたいになっちゃってるけど、今、抱えている仕事は全ていいクライアントばかりで、魅力的な仕事ばかりなので、めそめそしていないで頑張ろうと思う。
お疲れさま、おかちゃん。。。
今日は2件のはしご。
朝から旭区のNMNの現場に向う。
諸事情によって、工事が押している中で、本格的な自主施工がスタート。
施主は土間の撥水材などをやる一方で、僕達は外構の門扉を作る事に。
土工事。
腰に不安を抱えながら。。。
自主ってのは、前もって準備するのが大変。
素人でもやりやすいように、且つ安価で、手に入りやすい材料で。
一つの材料・工具でも忘れれば、その日はダメになる。
前日までに少しずつ工具や材料を買い集め、現場に向う。
試行錯誤の上、今日は取り合えず半分を完成させる。
お昼に、施主が準備してくれた昼食を頂く。
こういう施主と一緒にゴールに向う行為がたまらなく好きだ。
まだまだ残工事と自主施工は続くが、来週いよいよ引渡し。
なかなか長い道のりだったな。
さて、平塚に行くか。
今日のTSCは、建て方だ。
前もって施工図で確認作業をしているので、今日行ったところで何が出来る訳でもないが、やはり見届けたいし、大工さんと顔を会わせて話したい。
しかし、NMNの現場が押し、そして春の渋滞にはまる。
3月後半くらいになると、暖かさによって人が動きたくなるのか、年度末工事のせいか、道がやたら混み出す。
早く現場が見たい。
到着する頃には、既に上棟した状態。
いや課程は見れなかったが、いいボリューム感。
外観は1.8階建てのような小さなボリュームながらも、中に入ると広々と感じる。
この外と中の感じ方のギャップは狙い通りだ。
設計時にスタディしていたボリューム感が、ようやく実物で体感できた。
初めて施主と現場を前にして話せたが、熱心に見入る施主の熱意が、形になり出した。
今日は事務所にいく前にNADに立ち寄る。
ご主人が転勤で遠くにいかれるとの事で、最後のご挨拶に。
確かに設計を依頼頂いた時から、遠くない将来転勤があるので、家族が安心できるセキュリティの高い家にして欲しいとの要望があった。
NDAの時は、設計期間の縛り・行政との難儀な協議・震災などもあり、本当に苦労した覚えがある。
それでもいつも施主が前向きで熱心だった事が、僕がやり切れた礎だった。
そんな思い出をたどると、ご主人がここから離れる事に寂しさを感じる。
今後も変わらずNDAを見守っていきたい。
今日は、Yamate apartmentで、雑誌「Lives」の取材。
ジウジは、さぞ楽しかったのだろう、終止テンションが高く、取材が終わった瞬間にぐったり。
その日は、僕のベッドからまったく立ち上がろうとしなかった。。。
楽しい取材でした。