昨晩、AM2:00にホテルに着く。
ここメキシコシティは、標高2000mの都市。
それほど影響はないと思っていたが、意外に歩いていると、少し辛いことに気づく。
100m先に見えるcafeまで、ちょっと辛かったりする。
メキシコシティは、本でもインターネットでも、治安が非常に悪いという情報ばかり。
スラれただの、タクシー強盗だの。
でも、今回来てみてそんな感じを受け無い。
街に警官が多いし、空港もオープンな雰囲気。
おそらく、世界のマーケットが南米に移行しつつある今、治安維持というのは国にとっては急務なんだろな。
昨晩、無事ハバナ旧市街に戻り、今日は早朝2:30に空港に向かう。
AM5:00のフライトが、機体不良でADJUST.
CUBANAは、これが多いので昨晩Reconfirmしてたのに。。。
まあ、掲示板をみると他の便も軒並み。
エアの選択肢は二つ。
CUBANAかAERO MEXICO。
CUBANAはおよそ半額。
僕には、選択肢が無いに等しい。
係りの人にホテルを取ったのでバスに乗れと指示され、ホテルで時間を潰す。
ただ寝るのはもったい無いので、このホテルでできる限り楽しもうってことで、
とりあえずプールで泳いで、モヒート飲んで、泳いで、モヒート、モヒート、タコス。
夕方集合がかかり、夜中のフライトでMEXICO CITYへ。
2.5時間のフライトが24時間後に到着という、なかなかの旅でしたと。。。
one way チケットを握りしめ、東へ150kmの”VARADERO”へ。
快適なバス。
3時間程で、ちょーブルーの海、バラデロへ到着。
リゾートホテル街の手前で降ろしてもらい、地元の人で賑わうエリアに行ってみることに。
木陰には、まるで小動物が潜むように、村の人達が涼んでいる。
とりあえず海に飛び込む。
これまで綺麗な海はたくさん見てきたが、ここはただ蒼いだけではない。
不純物がまったくない、細いかい粒子のサンドビーチ。
どこを歩いても、足に当たるものは何もない。
っで、とんでもなく遠浅。
ここで数時間のんびりし、街でご飯食べて。
さて帰りだが、来る時のバスでドライバーを口説いてみた。
「帰りのチケットがないのだが、乗せてくれないか。。。。」
「このバスは帰りは客を乗せない。。。」
「じゃあなたにお金を払うので乗せて」
「仕方ないな」
というくだりがあった。
約束の時間に約束の場所に行くと、ちゃんと時間通りに来てくれた。
40人乗りのバスに僕たちだけ。
正確に言うと、ドライバーの家族が数人。
その家族が、ヤギのチーズやらドリンクを振舞ってくれ、人の暖かさに触れるとてもいいバスの旅。
今朝もハバナの街をウォーキングで一日が始まる。
ガソリン臭いデコボコ道をテンポ良く。
そろそろ日本語が恋しくなり、iphoneに入っている曲を色々と探し、
ぴったりなのが、浅川マキの「ガソリンアレイ」。
ウォーキングを終え、ホテルの朝食もフルーツだけかじり、足早に宿を出る。
今日は、新市街を散策。
とりあえず、革命広場。
ゲバラに会える。
ただただ広く、日陰のない広場に、しばし革命当時を想像。
そして、今、また時代は変わろうとしていて。。。
僕が旅してきたところは、皆決まって新市街は閑散としてる。
ここもそうだ。
日本は人口密度の高さと東京というメガシティによって、それは保たれているが、
早くミニマムシティ化の方向に舵取りをしないと間に合わなくなる。
それでもまだインフラの拡大が起きている事に、政治的な無責任さを感じざるおえない。
さて、新市街を巡り、夕方には旧市街に戻る。
旧市街は、いつも音楽に溢れている。
salsa,rumba,zooku,borero,son etc。。。。
多くの国に占領されてきた過去を持つキューバでは、多くの人種がミックスされ国が成り立っている。
純粋なキューバ人は、占領行為によって絶滅し、今のキューバ人は、その時に入ってきた人達である事は皮肉な話。
その中でも、奴隷としてキューバに連れてこられたアフリカ人の音楽が色濃い。
カフェやレストランには、代わる代わるバンドがやってきて、生演奏を披露する。
完全に魅了される。。。
さてさて、新市街から旧市街に戻り、明日のバスチケットを探しに行く。
というのも明日は150km 東にバラデロという街があって、そこに行きたいからだ。
今回の旅行の出発日の前の日に、近所に住むキューバ人の友人にあって、「いつ行くのー、バラデロ行く?」と聞かれた。
バラデロはやめとこうかな〜と思っていたのだが、キューバ人が念を押すような感じで言うのだから、きっといいに決まってる。
という事で、バラデロに行く事に。
しかし、なかなかバスのチケットに空きがない。
ようやく、行きのチケットだけは取れたが、帰りどうしよう。
それは向こうで考える。
今朝もきちんとウォーキングをして朝を迎える。
さて、今日は一気にキューバ ハバナに向かう。
今回の南米トリップの最大の目的は、キューバだ。
54年ぶりにアメリカとの国交を再開し、大きく変化するだろうキューバを確認しておきたかった。
空港につき、現地通貨に両替するが、キューバでは国民用のペソと観光者用のペソがあってややこしい。
意外に、30年代のアメ車より欧州車と中国車が多い気がする。
タクシーでホテルに向かう。
やっぱりホテルは、ダウンタウンがいい。
舗装されていない路地を抜け、街中がガソリンの匂いがする。
見た目的にはなかなかの緊張感があり、ワクワクしてくる。
大富豪の家を改装したというホテルは、値段の割には十分なグレード。
ただ、海外でありがちな、「お湯出ない問題」は、キューバでは頻繁のようなので、部屋に入るやいなや「お湯はで出ますか」チェック。
出た。
たくさん出る。
嬉しい。。。
さて、オールドタウンを歩いてみる。
1930年代のアメ車に馬車、時代が止まったままの建築、ミックスな人種に、街中に溢れる音楽。
wi-fiなんて飛んでない。
間違いない、ここはキューバだ。
この日は、一日中、オールドタウンを歩き続けた。