麻布から夕方戻る。
今日は、岡ちゃんの最終日なんだな。
いつだって余裕がなくて、引き継ぎもまともに時間が取れないが、4年間事務所に通った仲間が一人いなくなる。
よく喧嘩し、喜びを分け合って。
まだ事務所が僕一人の時にやってきて、一緒にデスクや本棚を作ったり、庭の草刈りをしたり。
たくさんの事がありすぎてまとまらないので、「ありがと」とだけ伝えたい。
まっ寂しいけどね。
人の旅立ちとは素晴らしいもの。
また戻ってくるとかいうかしれないが、ひとまずお疲れ様。
ふぐ屋さんで送別会。
ボロンボロン顔なので、顔出し無しで。
ちゃお
BPNの現場からMAZの施主打ち合わせに東陽町に伺う。
最近、色々と時間に追われ焦っているのか、信号無視で警察に捕まる。
全く気付いていなかったのが、怖い。
ちょっと落ち着こう。
施主との打ち合わせを終え、解体中の麻布の現場に向かう。
しかし、RC造の解体作業というのは本当に気が遠くなる。
ヨーロッパと違い、地震も多く、法令変化の激しい日本社会では、建物を長く生き伸ばせる事は現実的ではないのかもしれない。
解体と復旧のしやすい木造が、日本の社会構造に向いているのかもしれない。
それでも長く生き延び、施主が長く愛せる建築を作っていきたいとは思う。
BPNの各々の検査が全て終了し、現場では最後の手直しで大詰め。
今回の建設会社は、非常にきめ細かく、何よりも社長が現場に立ち、前向きな対応に感謝でいっぱい。
口で上手に振る舞う社長はたくさんいるが、こういう職人気質な人が大好き。
来週開園までもう少し。
頑張りましょう。
岡ちゃんが、去年は既に山手公園の桜は咲いていたというから、山手公園でお昼を食べることに。
やはり今年は開花が遅れているんだな。
ほとんど咲いていない。
去年撮影した同じ場所で、定点観測的に撮影してみたが、岡ちゃんが連れてきてた1歳児のウタと変わって、今年はカイトになっていた。
毎年撮り続けて、自分の老いを記録していこうかな。
これまで打ち合わせを行ってきた牛久の保育園。
先日の軽井沢も寒かったが、今日の牛久はもっと寒い。
あ〜風邪っぽい。
さて、ようやく方針が決まり、これから一気に設計開始。
保育園は、4月開園であるから、どれもバタバタで苦しい中での設計業務になる。
時間に追われても、自分達の中でワクワクする計画となるように、ここから急ぎながらも丁寧にやっていきたい。
がんばろ。