今年は寒さが厳しいが、行政との打ち合わせなどは、できるだけ自転車で動くようにしている。
車だと、駐車場待ちに渋滞、そして駐車料金にガソリン代とデメリットが多いし不経済。
おまけに現場監理などでは、現場が住宅街で駐車場がない場合も多い訳で、路上に少し停めていただけで、
切符を切られたりと、散々。。。
近場であちこち行くには、車より自転車の方がスピーディだったりするので、車のメリットとしては、
寒くない事くらいかな。
自転車を使い始めてから、月々のガソリン代は1/3以下になったし、渋滞などの慢性的なストレス感も
すごく減った。
個人的には商業主導で言う「エコ」という言葉には、批判的であるが、本質的なエコロジー主義は、
ものすごく興味があるし、自分もそうでありたい。
本質的なエコロジーというのは、少しの我慢とちょっぴり頭を使う程度で充分省エネになる訳で、
高価な設備を導入して、「エコ」と満足するのは、結局断片的に省エネに満足するだけで危険ですらある。
夏にはカーテンを閉めるとか、窓にスキマがあれば、自分で気密パッキンを入れてみるとか、こんな原始的な
事で改善されていく。
設備を入れて何か1つの10%カットより、各一つずつの1%カットの積み上げの方が、結果大きな数値になる訳だし。
おそらくどんなに設備を改善しても、人の考えが改善されなければ、本質的な意味がない。
「エコ」という言葉で、新たな設備のやりかえが増える事も、これも「消費」。
大量の消費を続け、成熟仕切った日本は、もう次のステップに入らなければいけない時期に来ているはず。
インドや中国と経済で競り合おうと、「景気、景気」と叫ぶより、高度成長を終えた先輩らしい考え方というものが
あるのだと思うが。
大きな軌道修正が今、必要なのに。。。