MYZは、家造りのコンセプトは別として、モノとして何かレトロ感を感じさせるモノを目指したいと考えていた。
その辺は、施主との打ち合わせを重ねていく上で、言葉にせずとも意識は一致していた。
っで、それは表層的な仕上げ材やアンティーク塗装のような小手先な操作ではなく、構造そのままで表現し、
ウソっぽくないものにしたいなーと。
でも、新築だから「シンピン」という現実がある訳で、それには正直でありたい。
60年代のような質感というか工法というか、「いい材料がなく精度が低かった時代に頑張ってつくった」みたいな
そんな荒い感じというか。。。
高価なアンティーク材を使ったり、一般的に手間代がかかるという工法ではなく、現代の安価な材料で、
現代の工法に一手間入れる位の感じで達成したいと。
なんかいい感じなったんじゃないかな。
大抵の人は、「コンクリートやりっ放し」というかもしれないが、すごーく現場の人の手間がかかった
「コンクリートやり過ぎ仕上げ」である。
「荒い」と「雑」は、言葉は近いような気がするが、大きく違う。
僕には、100年位前の石の建築のように見えてくる。
MYZ, the concept of building a separate house, and the aim was thinking something retro feel something as a thing.
On repeated meetings with the owner will, consciousness was the same.
In Tsu, it’s not a superficial operation, as is represented by the structure, what I wanted to not look like the lie.
But in terms of new construction Dearitai honest.
Such a method reproduces the 60’s feels like, or rather rough feel. . .
I think it was a nice touch.
“Rough” and “Miscellaneous” are words that feel like a close, very different.
To me, in my eyes like a stone building 100 years ago.