久しぶりに三浦海岸へ。
車で一時間もかからず行けてしまうのだが、とても落ち着く風景が楽しめる。
広大な畑に、温泉、海もきれいだし。
城ヶ崎の手前にあるお気に入りの毘沙門茶屋で昼食。
毘沙門茶屋は、なかなか見つけにくい場所にあり、古ーい建物なのだが、
何か懐かしさを持っていて良いお店。
「とりあえず生ガキお願いします」とお願いしたら、「いやーもう採れなくなっちゃった」と。
以前は、800円位でどんぶりに山盛り食べれたのに!
その代わりに「今年初のふきのとうがあるよ」と教えてくれた。
ふきのうとうが春の香りをぷんぷんさせていて、サイッコだったが、帰り際に目の前の海を見ると、
しっかりと防波堤ができていて、カキが採れなくなった理由が明らかだった。
残念ではあるけど、重要なのは、ここのお店の人達と会話すること。
すごく気持ちの良い人達で、何か幸せな気分になれたりする。
帰り道で、海に干してあった大根とキャベツ畑では、ちょっとした作品性を感じてしまう。
合理的で規則的な連続性は、やはり美しい。