YMTの外壁工事。
YMTの外壁はコールテン鋼(サビ鉄板)の下見張り。
一般的には高価な材料だが、施工方法をちょっと工夫する事で扱いやすい価格帯に転換する試み。
といっても、僕自身も他で見た事がある訳ではないので、それがうまく納める事ができるものか、作業性がどうなのか、頭の中でスタディを続ける。
こうするとここが。。。。とか。
敷地は、海岸より7km程の場所にあり、周囲の建物は外壁にサビが出ている。
また40年程前に建てられた板金の千鳥張りの建物が多い。
このような周囲にある見慣れた景色と塩害を素直に受け入れる行為として、コールテン鋼を選択し、張り方も千鳥で、且つビスがぽつぽつ出ないように、木張りのように下見張りとしている。
さて、実際に張られた姿は。。。
なかなかの質感。
ちょい興奮する。
最後まで油断はできないものの、こういうスリルは物作りの本質だと思う。