昨日・今日とKKCの現場でした。
図面に描かれた寸法を墨を使って現場に原寸で描く作業を「墨だし」と言います。
当然、紙に描いた図面と実物では微妙に誤差が出るものなので、この「墨」が全ての作業者の基準になる重要
なものなのです。
あらゆる部分に寸法やスケッチが描き出だされ各所に点在していますが、最終的には仕上げ材の中に埋もれ、
日の目を浴びることは無くなります。
ただし見えなくなるとはいえ、こういう一つ一つの積み上げが、建物には確実に刻まれているのです。
現場に描かれた墨は、何かかっこいい。