4年程利用しているAEGの冷蔵庫OKO_SANTO。
おそらく2001年モデルです。
たまたまリサイクルショップで中古で発見して、興奮ぎみに購入。
お店の方も取り扱ったことがなく、「保証ができないので」ということで格安で交渉成立。
家電に車と世の中、R処理した保守的なデザインが増える中、ドイツ製品は頑にエッジの効いた機能美というかミニマムなデザインが守られていました。
それも時代の流れなのか、5年程前からmieleやAEGなどもなぜかRの処理した当たり障りのないデザインへ移行したのは個人的には残念です。
このoko-santoは、当時では消費電力も国産品に比べて優れ、音も静かで、角々したかわいらしい風貌。
ニクいのが、直冷式で霜取装置が無い為に数ヶ月に一度自分で掃除をするんです。
また、水分の排出は背面からモーター近くのカップに水が落ち、モーターの熱で自然蒸発させるといった原始的で合理的な考え。
それに加え、正面のパネルは自分で好きなようにコーディネートできるように、化粧パネルを入れ替えできるようになっているんです。これができるのは、このモデルのみ。
一度、修理に出しました。
まあまあの金額がかかりましたが気に入っているので、それは仕方ない。
「エコロジー」という乗せられた言葉で、購入意欲をかき立てる雰囲気がありますが、本質的には廃棄するほど二酸化炭素が増大するのが現実。
そんなことより、もっと物・事に愛着を持つ心の延長でエコロジーを考えるの方が自然で本質的な気がします。修理するとか、自分で直すといった文化が、極端に少ないのが私たちの国の現実です。
冷蔵庫から、なかなか固い話になりましたね。