今日は、FMMのクライアントとHSKを視察に。
HSKは、何度も現場に来ている訳だが、なぜだが毎回引き渡し後に来るのは、妙に緊張する。
僕は、出来た瞬間ではなくて、住み出してからこそ良くなるという考え方で設計しているので、もちろん自信を持って設計している。
それでも、「どうだろ、大丈夫かな〜、どうなってるかな〜」と、少しだけ不安なんだろうな。
で、到着すると、手放した「家」が、ちゃんと施主の手によって「ウチ」になっていた。
まだまだ引っ越ししたてで、3.5t車x2台分のダンボールの山だったが、それでも着実に「住まい」として、ちょこちょこ工夫されている。
実は、HSKはスタッフのカノちゃんの自宅な訳だが、旦那さんもかなりのニッチな人で、オモシロイツールで盛りだくさん。
二人がスウェーデンに済んでいた頃に溜め込んだ家具や雑貨が無造作に置かれながらも、その雑多さにセンスを感じる。
まあ、とにかく家中、オモシロイものだらけ。
見ているだけでこちらがワクワクしてくる。
家はくつろぐ場でもあるが、ウチにいてタノシイなんて最高なんだけど、本当はこうあるべき。
重要なのは、住まい手にフィットしていて、その本人達が楽しいかどうか。
それが僕が考える「ウチ」なんだな。
今、進行中のFMMもMRMも、同じくらいニッチなクライアントだからオモシロイものになるでしょ〜。。。